ファントムローズ スカーレット 攻略メモ書き

参考になりそうなサイトやwikiが見つからなかったのでメモ書き。

このページの目的はダイアモンド9(最高難易度)クリアまでのガイド。


◇ゲームについて:
スマホ向けに簡略化された"Slay the Spire"と思えば良い。
つまり1人用のローグライクなカードゲーム。割と面白かった。
基本無料。インベントリ3枠分を除いてP2W要素はない。
難易度は低い。スマホゲーということもありカジュアルにできるだろう。普段から(マゾイ)ゲームに触って居る人ならば詰まること無く全クリできる。


◇ゲームの進め方について:
選べる難易度をクリアして高難易度を解放しながら、クリア報酬で特性を買っていくことの繰り返しになる。
スタンダードでどの難易度まで行けたかがゲームの進行度だと思って良いだろう。

・ゲームモードは次の4つがある。
「スタンダード」「リスキー」「アーケード」「カスタム」

・「スタンダード」と「リスキー」には難易度が11段階あり、実績やゲームモード解放のトリガーになっている。
「シルバー」「ゴールド」「ダイアモンド1-9」

スタンダードのゴールドをクリアでリスキー解放。
ダイア1をクリア+Lv7orLv9でアーケードorカスタム解放。
だったはず。
スタンのダイア9をクリアした後にリスキーのゴールドをクリアしたらリスキーのダイアモンドはいきなり9まで選べるようになっていた。

・体験談としてダイア低層がかったるかった。この辺りでの気晴らしにリスキーやアーケードを挟むのが良いんじゃなかろうかと個人的には思う。


◇スタンダード以外のゲームモードについて:
ゲーム内でのキャラクター性能だけを考えていることに注意されたい。

・リスキー、カスタムを遊ぶ必要は無い。
リスキーの攻略については後日書こうと思う。カスタムの設定から次の難易度で追加されるペナルティの内容が分かる。アップグレードを選択する際の参考にするのも良い。

・アーケードはステージ5クリアまでを2周で良い。
ステージ5クリア時に以降の報酬は無いとゲーム内でもアナウンスされる。というか1周でも十分に欲しいアップグレードが網羅出来るので2周目もあまり重要ではない。


◇攻略1(冒険内の基本戦略を難易度別に)
・ダイア低層まではチュートリアル
やはりゲームは「習うより慣れろ」である。具体的には敵のルーチンやカードの効果、イベント毎の報酬を一通り把握しておきたい。
カードについては日本語役がおかしかったり正確な効果が分かりづらいものも多いので言語設定を英語にしたり、実際に使ってみたりするのがよい。

・ダイア6で震えろ
このゲームの本番はここからである。追加される試練は「第1ターンの札伏せ」と「戦闘間のクールタイム引継」の2つ。
これはゲーム側に「敵の攻撃手段や手札の使用タイミングは把握できたよね?」と聞かれているようなものなのだ。
以降における攻略のテーマは「見えない攻撃をどういなせば良いか」になるだろう。

・ダイア8での答え合わせ
ここで追加される試練は「プレイヤーのバリア弱化」「撃破が遅れた場合のペナルティ追加」である。
これらはダイア6で問われたテーマに大きな制限を掛ける試練だ。バリアの信頼が下がり、遅延戦略も使いたく無くなる。
私が出したテーマへの回答は次の通りだ:
「バフによる一時的な無効化とサステイン(回復)でテンポを詰める」

以下では基本的にスタンダードのダイア6以降を見据えて攻略を考えることにする。


◇攻略2(このゲームの環境下で強いデッキとカード)
カードゲームにおけるデッキ構築では自分の動きだけではなく、"メタ"(仮想敵)を読むことも必要になる。
また全ての敵に戦えることが求められているので、いわゆるコントロール系になる。

余談:MTGはにわかの発言だが、リミテッドで反魂二段攻撃飛行のエンチャントされた天使がフィニッシャーの青白タッチ黒のデッキを想像して貰えれば近い気がする。

求められるカードの性質を挙げていこう:
・第1ターンを比較的安全に過ごす手段
レベル7or9のシールドが相当する。最強はクリスタルアーマー。レベル5のゼロ回避もあり。
ゼロ回避、無効化系はピアス使いのバフ消しにも使える。ダイア高層はシールドで防ぎ切れない攻撃が度々飛んでくるので評価は高い。

・HP回復手段
序盤はヒール系の回復でつなぐことになるが、中盤以降は吸血の牙(バフ)がメインになるだろう。
ダイア高層で高HPの維持は厳しいのでヒールは壊されないシールドみたいなものである。

・ダメージリソースになる攻撃:
吸血の牙や攻撃強化との相性を考えると二回攻撃の素晴らしさが分かる。
また、クールダウン延長系の攻撃や試練が多いことと戦闘間の引継のこともあり、クールダウン短縮形は潤滑油として使い易い。結果的にダイナピアスはフィニッシャーになることも。
デバフを付与する攻撃はデバフの上書きに気をつける必要がある上、反射をする敵も多いため見た目以上に使いづらい。"処刑"は悩むが打点が高いので取る。

・バリア破壊手段
貫通はバフ枠を食ったりタイミング指定が狭すぎたりで採用できない。
吸血の牙による攻撃判定の件もあるが、バリア値をダメージに変換したり回復に変換したりする敵も居るので対策は欲しい所。
対応するカードは少ないのでアイスでの代用はあり。

・デバフの反射
祝福かピュリフィケーション。軽いので1枚で良い。
デバフ自体も痛いが、デバフ延長攻撃や追加効果のトリガーになるので綺麗に返してしまいたい。サブのダメージ源にもなる。

・敵バフの軽減
ユニットの特徴は敵も味方もかなりの部分をバフに依存している。タイム戦はかなり分かりやすいと思う。
これがあるだけで戦いやすさが大きく変わる相手は多いのだが、無くても何とかなる。
麻痺で代用可能。びんかんは殴らないといけないので不可。

補足:攻撃強化系について
以上のデッキを組む場合、バフ欄が無効化回避吸血と忙しいので成長が入れづらい。また高層ではサディズム発動の機会が少なくデッキに入れづらい。
しかし吸血やそこそこのシールドと一緒に攻撃力強化が出来るカードもあり、攻撃力強化自体も非常に強力な効果である。
カテゴリーに属する純粋な代表的カードが採用しづらいもののためここでは省くことにした。攻撃強化というカードは問題なく採用できることを明記しておこう。


◇攻略3(冒険外。宝石の使い道)
さて、どんな戦略でどんなカードが欲しいか分かった所で宝石の使い道を考えることにしよう。

まず宝石自体の需要供給を確認しておきたい。
クリスタルは何かと入手できて余り、インベントリ拡張とカードパック購入が出来る。
銀はゴールドまででの供給だがダイア解放の過程で集まる量で全てのアップデートが出来る。
ルビーも似たような状況だ。
需要に対して供給量が足りないのは金とダイア(宝石)となる。

・クリスタル
インベントリ拡張後してライトニングパッケージも解放。その後アイス、ブースターの解放を悩むことになるだろうか。
問題はカードパックの評価になる。ファイアのような大半不要で残りも及第といったものは封印したままの方が良く、ライトニングのような全部採用場面があって強カードも沢山あるよというものは解放した方が得になる。
個人的にアイス(デバフ)は強くフロストは壊れだと思っているのでドライブフューリーアーマーというお荷物があってもアイスパッケージ解放の価値はあると考える。
ブースターに関しては中立~悲観的の立ち位置を取らせて頂きたい。浄化の使用感は良いが他はあまり。

・銀
デッキ上限>クールダウン>HP>アイテム
このゲームは使いたい場面でそのカードが使えることが大切だ。デッキ上限はプレイの快適さにも関わる。アイテムは余る上に上位互換があるので最後に。

・ルビー
デッキ上限>ルビー2種>バリア≧ショップ>アイテム
難易度が上がるほどルビー(冒険内通貨)不足を感じる。

・金
デッキ上限>カード強化2種>攻撃力増加>その他>クールダウン
ダイアからの影響もありますが、強化によるカードパワーの上昇幅はカードによって大きく変わるというのが理由の1つ。
攻撃力増加はボス戦で確実に発動することを勘案。逆にクールダウンは条件が厳しく発動する機会が無いために。

・ダイア
消えない>魔法3枚毎≧リワード2択>その他
安心を買っている。もっとも、クラウン後のカード消失が起こるようになるダイア4より前は不要である。
魔法3枚毎のクールタイムは発動機会が多いので。リスキーになればより多くなると思われる。リワード2択はデッキの質の向上に貢献する。
その他に関しては金で襲撃を取っていれば+5の価値が上がる。ダイア8以降ならHP+5も欲しくなる。後は好みで選んで問題ないだろう。


◇攻略4(冒険中のアイテムとイベント)
強いアイテム:
・リュックサック
冒険中のインベントリ+1。手癖の悪い娘を懲らしめると入手できる。
・香水?(名前を忘れた)
次ターンの敵カード排除。自分が4枚置ける。敵のルーチンを把握出来る段階になると一層強い。いわゆる切り札。アッシュ捜索イベントにて入手。
・デッキケース
デッキ上限+1。そのままの強さ。

使いやすいアイテム:
・ブラッドポーション
・マナポーション
・敵バフ減少
辺りが優先されるだろうか。

攻撃力強化は盤面対応力という面で優先度はやや落ちる。ただそもそもダイア高層までアイテムに頼る必要を感じないので、そこまではゲームテンポを上げる意味で優先的に取って良いかもしれない。

イベントマスは積極的に選択、行動したほうが良さそうだ。デメリットが少なくメリットが大きい。
但しルビーが底をつき戦える余裕が有るならば敢えて戦闘マスを選びカードとルビーを稼ぐのも手だろう。


◇攻略5(リスキー)
気が向いたら書く。